うしごや

接客業での人間関係に揉まれながら、うつ病の家族を反面教師に「上手に生きる術」と「うつにならない考え方」をお伝えしていきます!

映画作品から感じた社会問題【プロメア】感想&にわか考察!!

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 出典:https://eiga.com/movie/90008/gallery/

 

こんばんは、うしぞうです!

 

本日は、5月24日に公開されました映画作品「プロメア」を見て参りましたレビュー記事です!

 

ちなみに私、この作品に関してはいつにも増して無知です。

監督の今石洋之さんと脚本の中島かずきさん。

 

このお二人が以前手掛けたという「天元突破グレンラガン」「キルラキル」も見たことがありません。

 

有名な作品なので名前はもちろん聞いたことがあります。

 

よく「ガンダム」と「エヴァ」を一緒にして、「ロボット」と認識していることを友人に怒られますが、私からしたら今回も「そーゆー系」ぐらいの軽い気持ちでした・・・(笑)

 

moduyama.hatenablog.com

 

しかし、いざ見てみるとこのぐらいの熱量に感化されました(笑)

私なりの見解を、ネタバレ満載でにわか考察していきますのでご注意ください!

 

 

あらすじ

 

突然変異によって出現した炎を操る人種、「バーニッシュ」によって世界各地が焼き尽くされ、人口も半減してしまう。

 

物語はそれから30年後

 

バーニッシュの炎から人々を救命するため、プロメポリス国の司政官クレイは、バーニングレスキューを結成する。

 

バーニングレスキュー新人隊員のガロは、幼い頃にクレイに命を救われており、恩人が結成した組織のもとで働くことに誇りに思っていた。

 

そんな中、過激派グループであるマッドバーニッシュのリーダー、リオと対峙するガロ。

 

仲間の協力を得てリオを確保するが、実はリオやバーニッシュたちには内に秘めた想いがあり・・・?

 

社会問題のオマージュ

 

以上が、物語の表面上のあらすじです。

 

そして構成されているストーリーの中には、様々な「真実」があり、それは現代人にとっても身近に感じられることかもしれません。

 

ここからは物語のネタバレをしていきますのでご注意ください。

 

バーニッシュが得た「炎の力」

 

まず物語のカギともなる30年前に起きた突然変異の真相です。

 

それは、別次元から地球へと炎の生命体が干渉してきて、適正のある人へ一体化し、自身の炎を操る力を授けてしまったということでした。

 

その一体化した人種こそがバーニッシュであり、炎の生命体の名称こそが映画タイトルでもある「プロメア」でした。

 

アニメ作品であるため、この現象については具体的には説明できませんし、考察も難しいです。

 

この設定に関しては、「あり得ない!」とは言い切れない現実味もあり、個人的には好きです。

 

あくまで理由もなく「突然」だったため、あり得ないと証明できる根拠がありません。

現実で表すならば、宇宙人の侵略といったところでしょうか。

 

「もしかしたらあるかも・・・?」という気持ちは、大人になっても夢を捨てていないという大切な心情なのかもしれません。

 

ま、実際に手から炎出せるようになったら困るけどね(笑)

 

ストレス社会

 

プロメアは適正のある一部の人としか共鳴しませんでした。

30年前、最初にプロメアと一体化した人たちは

 

  • 満員電車で圧迫されるサラリーマン
  • 渋滞で車を進められない運転手
  • 夫の暴力によって苦しんでいる妻

 

でした。この3人の共通点はズバリ、「ストレス」ですね。

現代人の仕事や家庭でのストレスがカギとなっていたようです。

 

明確にはされていませんでしたが、もしかしたらプロメアはストレスを感じやすい、もしくはストレスが限界まで溜まってしまっている人と共鳴しやすい存在だったのかもしれません。

 

炎は怒りの象徴でもあり、そこからイメージ付けたのかもしれませんね。

 

人種差別

 

バーニッシュは、人間とプロメアが一体化した存在でした。

そのうえで、なぜバーニッシュはテロ行為に及んでいたのでしょうか?

 

それは、プロメアの意思だったのです。

 

プロメアの、炎として燃えたいという願望が、一体化している人間から溢れ出てしまう結果だったということです。

 

つまり、バーニッシュと呼ばれる「人」は自ら望んで炎を出してテロ行為に及んでいるわけではありませんでした。

 

しかし、炎の願望に忠実になって、快楽的に放火をしていた連中も存在します。

 

それこそが一般人にとって、バーニッシュに対しての攻撃的な面を感じる要因になっていたかと思います。

 

一般人からしたらバーニッシュの都合などは関係なく、この世界においてはバーニッシュというだけで悪であり罪として捉えられていました。

 

その様子はさながら、現代における「人種差別」そのままです。

 

エネルギー問題

 

直接的な内容とは関係ないかもしれませんが、プロメアは無限に燃える炎のエネルギーです。

 

そして実は、別次元からのプロメアの干渉により、地球内部の溶岩にも影響があることが判明します。

 

このままプロメア、もといバーニッシュの横行が続くと、地球の内部のエネルギーによって地球自体が崩壊してしまうのです。

 

莫大なエネルギーには代償が付きものです。「核問題」を連想してしまいました。

 

戦争は正義と正義の戦い

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一般人からしたら快楽的に放火を繰り返すバーニッシュが憎く、逆からしたら自分たちをバーニッシュだというだけで捕らえる一般人が憎い。

 

一般人はプロメアの事情を知らないわけですし、バーニッシュも自分たちが生き残るために戦っているだけ。

 

さてどちらも正義だと思いますが・・・戦争は非常に厄介な問題ですね。

そして主人公の恩人であり、バーニングレスキュー創設者のクレイ。

 

実は彼自身もバーニッシュであり、プロメアの真相も地球が危機的状況であることも知っていました。

 

そのうえで解決策を練りましたが、最終的な結論はバーニッシュ達を捕らえ、彼らの持つプロメアのエネルギーを用いた特殊な宇宙船で、優秀な人類のみを連れて他の星へ向かうという計画でした。

 

破滅から逃れるための、まさにノアの箱舟

 

地球と、地球に残る人は見捨てていますが、長い目で見ると人類を途絶えさせないための苦肉の策とも言えます。

 

しかし、宇宙船を動かすためにプロメアの莫大なエネルギーを使用すると、地球の崩壊が早まってすぐにでも爆発してしまうのです。

 

最終決戦は、強行的に宇宙船を飛ばそうとするクレイと、地球を守るためにそれを阻止するガロとリオが共闘します。

 

そしてこの構図も結局は、

 

地球を守ろうとするガロとリオVS人類を守ろうとするクレイ

 

という両方の正義がぶつかり合う結果となってしまいます。

 

熱い思いで目の前の危機と対峙している主人公たちを応援したいところですが、私的には決して私欲などではなく、今後の人類の未来を考えているクレイに共感してしまいました。

 

結局、いずれやってくる地球の崩壊と、その原因でもあるプロメアの問題も全て主人公の2人が片づけてしまいました。

 

結果論となりますが、クレイの行動は無駄だったということになります。

 

戦いが終わると、人々は手を取り合って復興へと励みますが、倒壊した建物などはむなしいだけですよね。

 

「戦争がなくなれば良いのに」とは思いますが、戦争とはお互いの正しさを証明し合うものでもあるので、残念ながらなくなることはないかと思います。

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

 

冒頭でも述べた通り私はロボットが出てくる作品については本当に無知で、はっきりいってしまうと興味もありませんでした。

 

この作品は友人に誘われたきっかけで見て参りましたが、

 

  • 少年心をくすぐる熱い展開
  • 物語の構成や訴えにも非常に奥深いものがある

 

という魅力に気付くことができました。

 

ネタバレ満載の記事でしたが、作画や動きも素晴らしく、内容を知っていたとしても必ず楽しめる作品だと思います。

 

見なければわかりません!非常におすすめです!

 

もう見た方も、まだ見ていない方も是非見に行きましょう!! 

ありがとうございました(^^)