うしごや

接客業での人間関係に揉まれながら、うつ病の家族を反面教師に「上手に生きる術」と「うつにならない考え方」をお伝えしていきます!

女性差別を気にし過ぎ?【メン・イン・ブラック:インターナショナル】感想&考察!

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 出典:https://eiga.com/movie/90466/gallery/

 

こんばんは、うしぞうです!

 

今日は、本日公開の「メン・イン・ブラック」最新作スピンオフ、「メン・イン・ブラック:インターナショナル」を見て参りましたので、感想&考察です!

 

先に言ってしまうと・・・シリーズのファンとしてはちょーっと物足りなかったかな?

いつものようにネタバレ込みで、今日はちょーっと批判的かな?(笑)

 

 

あらすじ

 

NYに本部を置く最高機密機関「メン・イン・ブラック」(MIB)

 

所属するエージェントたちはみな、黒ずくめのスーツ姿にサングラスを着用しており、宇宙人による犯罪や侵略行為の取り締まりをおこなっている。

 

頭の切れる新人女性エージェントMは、同じく女性上官であるエージェントOに命じられてロンドン支部へ配属される。

 

過去に地球を救った経歴がある、凄腕先輩エージェントHとバディを組み任務を遂行していくが、MIB内部が危機にさらされている事実を知り・・・?

 

メンインブラックとは?

 

ところでメンインブラックの元ネタはご存知ですか?

ズバリ、海外発祥の都市伝説の1つなんです。

 

内容は、未確認飛行物体や宇宙人を目撃した人のもとに現れるという、黒の背広に黒ネクタイ、黒い革靴に黒いサングラス、つまり全身黒ずくめの姿の男たちを意味するものです。

 

そして、目撃者に対して宇宙人の存在を他言しないよう口封じをし、しばらくは目撃者のことを調査したり、家の周辺をうろつきまわるという話もあります。

 

都市伝説として考えたら少し怖い部類ですよね・・・

 

未知の現象に遭遇した挙句、見知らぬ男たちが現れ、半ば強迫めいた警告をしてくるそうです。

 

この話をもとに製作された映画版では、おなじみの記憶喪失フラッシュがありますよね。

 

MIB(メンインブラック)のメンバーが、隠密行動中に民間人を巻き込んでしまった場合、ピカッと光らせ目撃者の一連の記憶を失わせるアレです。

 

元ネタの都市伝説は1950年代前後に広まったのに対し、映画版では文明の発達で記憶の消去には徹底してくれていて助かります(笑)

 

都市伝説といえども、現実でも宇宙人の存在は絶対的にありえないとは言い切れず、陰謀論のようなものと考えられることもあります。

 

もしも宇宙人が実在していて、本当にそんな組織があったとしたら?

そして、宇宙人の存在を多言してしまったら・・・?どうなるんでしょうね(笑)

 

なんちゃってアベンジャーズ

 

MIBシリーズといったらやっぱり、エージェントJを演じるウィル・スミスと、エージェントKを演じるトミー・リー・ジョーンズがおなじみですが、今回はあくまでスピンオフ作品です。

 

主人公は、エージェントMことテッサ・トンプソンとエージェントHことクリス・ヘムズワースにバトンタッチしました。

 

(以下、登場人物はアルファベットのみで表記します。)

 

この二人は、「マイティ・ソー バトルロイヤル」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」で続けて共演していたことでも話題でしたね。

 


ソー来るか 編 映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』6月14日(金)公開

 

でも言ってしまうと・・・予告だけで特に絡みはなかった!

まぁ全く違う作品ですし、ウケを狙っての予告に期待し過ぎた感じもありました。

 

それでもこんな予告だと何かしらは期待しちゃいますよね?(笑)

 

ウィメン・イン・ブラック

 

MIBでは、タッグを組んだダブル主人公のイメージですが、冒頭はMの幼少期の話から始まります。

 

後述する意図からも、彼女を主人公と見るのが正解かもしれません。

最近の映画作品では社会的な影響なのか、とにかく女性の主張が強くなっています

 

主人公は「女性」

 

Mは子供のころ、偶然家に忍び込んでしまった宇宙人を目撃し、追手のMIBエージェントから逃げる手助けをしてしまいます。

 

そのときは手違いでMの記憶が消去されず、宇宙人の存在を認識しながら成長し、大人になってしまいます。

 

宇宙人の存在はあくまで機密事項であるため、いくら自分の目で見た事実とはいえ、宇宙人を信じ続けるMは周囲から「頭のおかしい人」とされ生きてきました。

 

簡単に言うと、物語はそこからの成り上がりストーリーです。

 

もともと頭のキレるMは、独自にMIBという機密機関を探し出し、自分をスカウトするよう女性上官のOに訴えます。

 

そして、作品内でも実際に触れていたないようですが、この組織の名前は

 

メン(男)イン・ブラック(黒ずくめの)

 

なんですよね。

 

それはおかしいとMが指摘し、同性であるOも違和感を感じていたという場面がありました。

 

その他、いくつか書き出していくと

 

  • Mのことを「女王」と称え、家臣になると言い出す宇宙人の登場
  • クライマックスでは「自分たちは、メン&ウィメン(女性)・イン・ブラックだ!」と明言してしまう
  • 中ボスは女性、ラスボスは無性別のエイリアンだが、共に活躍して倒すのはM
  • 最終的には、全て女性上官Oの手のひらの上で進行したような結末だった

 

うん、女性の主張がうるさ過ぎるんです。女性軽視をする発言ではありません

 

昨今では、男女差別や女性の社会進出、LGBTなどの話もあり性的な話にはとても敏感な世の中になっています。

 

まるで、女性差別と言われないように細心の注意をはらいながら、女性メインで作り上げたような作品でした。

 

MIBシリーズとしての面白さは、不十分です。

 

かわいらしいエイリアンや、ときにグロテクスな描写はあれども、女性のサクセスストーリーにちょっとだけ宇宙人を付け足したような内容。

 

逆に、男性エージェントであるKがダメダメだったり、最終的には「男性の尻ぬぐいを女性がした」みたいなオチで、クリス・ヘムズワースなど豪華俳優陣もかすんでしまっていた印象です。

 

なんのための、誰のための映画なのかが分かりませんでした。

 

女性の自立

 

現在公開中の実写版アラジンでも少し感じたことなのですが、ジャスミンが達観し過ぎていました。

 

オリジナルのアニメ映画では、本当の恋をしたいから結婚に踏み切れないでいたはずが、実写版では他国の王子など信用できないから結婚はしないで自分が王になりたいという設定に変わっていました。

 

実写版オリジナルのキャラクターで侍女を追加するなど、良く言えば女性でも共感しやすいように、悪く言えば女性から文句を言われないよう気にしている感じです。

 

他の実写化に向けた設定変更に違和感はありませんでしたが、ここだけは気になりましたね。

 

www.gyutyan.work

 

今作の主人公Mも、恋愛など非論理的な話など興味がないという設定で、どの作品でもあまりにも女性の登場人物が自立し過ぎている節があります。

 

物語の内容に差別があってはいけませんが、映画の趣向が変わってしまうほどの「制作者側の保身」を詰め込み過ぎかな・・・

 

MIBのお話はもっと単純で、悪い宇宙人をやっつける!くらいの内容にコメディやアクションを付け足すだけでいいと思うんだけどな・・・

 

時代に向けた内容設定も大切だとは思いますが、それとこれとは違います。

MIBではとにかく不要。

 

今回は上映時間の関係で2D版での視聴でしたが、それこそ4DXに特化してアトラクションのような楽しさを追及できれば、時代遅れにはならないのではないでしょうか?

 

この内容で仕上がった作品ならば、もはや完全にスピンオフとして「ウィメン・イン・ブラック」で公開すれば良かったと思います。

 

ストーリーは最高

 

批判的な話が多くなってしまいましたが、ストーリー自体はやっぱり面白かったです(^^)

 

  • 序盤での展開を、そのまま終盤に活かす熱い展開
  • スパイの存在をほのめかし、ミスリードに惑わされながらの犯人探し
  • 恋愛を信じない女性でも宇宙への興味はあるなど、思考の自由については上手く訴えかけられていた

 

といったところでしょうか。

 

そもそもが宇宙人をモチーフにしたSFでもあるため、ありえないとは言い切れないリアルさや、それに共感できる子供心を持たせてくれるのは「やっぱりうまいな~」という感じです。

 

女性差別の主張がこれほど激しくなければ、男性よりか弱いはずの女性でも、大きくて強そうなラスボスもやっつけられちゃう!という可能性の話になって夢にも繋がります(^^)

 

 

まとめ

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正直に言ってしまうと、あまりに主張が激しくて今までのシリーズのように気軽に楽しめる作品ではなかったと思います。

 

それでも、ストーリーは秀逸!

 

そして、楽しめるポイントは人それぞれ違うため、見る人の「夢」によってさまざまな可能性を秘めた作品であったともいえます。

 

今後の続編にも・・・期待しておきましょう。期待できる「可能性」があります!

ありがとうございました(^^)