うしごや ~さとり男子の考察牧場~

接客業での人間関係に揉まれながら、精神疾患の家族を反面教師に「上手に生きる術」と「うつにならない考え方」をお伝えしていきます!映画レビューも頑張ります(^^)

フローラの真意と私の結婚観【ドラゴンクエスト ユア・ストーリー】賛否両論の分かれ道とは?

結婚式ドラクエ

こんばんは、自分の結婚式での新郎新婦入場曲はドラクエの序曲だったうしぞうです!

 

ゲストテーブルはこんな感じ!

 

賑やかだな。

 

私は昔からテレビゲームがとっても大好きでした!

ゲームは素晴らしいです!家の中に居ながらも世界中を冒険し、旅をしたり戦ったり。

 

時にはゲームの世界から学ぶことだってあります。

勉強になる知識を得ることもあれば、現実世界でも為になるような教訓なども。

 

現在は技術の発達もあり、いつでもどこでも世界中の人たちとの通信プレイで楽しさを分かち合うことができます!人生においての仲の良い友人もできれば、友達以上の素敵な関係も・・・?

 

てか私たちの出会いのきっかけスプラトゥーンだし。

結婚式スプラトゥーン

新郎新婦のメインテーブルにはこんなの乗ってました(笑)

 

ゲームなど、所詮は人生における娯楽程度の認識の方もいらっしゃると思います。

しかし、私自身がゲームで人生を変えてしまったことを証明しています。

 

自分に子供ができて親となったとき、ゲームの魅力をまた次の世代へと伝えていくのが楽しみです!

 

今の時代、ゲームは作品としての内容や面白さが全てではなく、存在自体が人を幸せにする要素を含んだ素晴らしいコンテンツとなりましたね(^^)

 

さて、惚気るのも大概にして本題に参りたいと思います!私の経歴と重ねてゲームの魅力を人生に置き換えてみましたが、逆に人生そのものをゲームの世界に置き換えて考えてみると?

 

  • ゲームの世界には必要な知識や教訓があり、キャラクターも成長する
  • 人生には過酷な運命もあるが、主人公はそれを変える力も持っている
  • キャラクター同士の結婚、子供が生まれ受け継がれる強い意志

 

こんな壮大な物語のゲームあると思いますか?ありますよ!

 

ドラクエ5っしょ!

 

今回は2019年8月2日公開、名作ゲーム『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』を原案とした映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の感想&考察レビューです!

 

ドラクエの魅力

 

ドラゴンクエストシリーズとは、主人公となったプレイヤー自身が世界を脅かす大魔王を打ち倒すために、壮大な冒険を繰り広げるという日本を代表するRPG(ロールプレイングゲーム)です。

 

RPGといったらドラクエ!

 

王道の冒険ストーリーのみならず派生作品もたくさんあります!

モンスターを育てて戦わせたり、カードゲームになったりマインクラフトしてみたり。

 

つい先日、あのスマブラにもドラクエシリーズの主人公『勇者』が参戦しました!

様々な視点から私たちを楽しませてくれる由緒正しきゲームシリーズですね!

 

王道の冒険ストーリーとは、裏を返すと単純とも言い換えられます。

でも単純な物語だからこそ、ドラクエには親しみやすさがあるのではないでしょうか?

 

小学生のときにプレイした『女神転生Ⅲ』なんて話の内容も難しければ攻略難易度も高いので何度パトったことか・・・

 

アサクサのパズルがトラウマ。

 

ジャンルは違えど、ゼル伝の謎解きとかも子供には難しいですよね。

個人的に思うRPGの入門編と言ったらやっぱりドラクエかポケモン辺りかな?

映画館にて・・・

 

もう最高!ヤバイホント泣いた!ずっと泣いてた!公開日の朝一に一人で見に行ってずっと泣いてた!

 

まーじ不審者ってレベルで泣いてましたwww

 

作品評価: 
BGM評価: 

 

色んな意味でズルい!裏切られた!!(褒めてる)

 

そりゃ原案のドラクエ5のストーリー自体が神がかっているっていうのに、最新のCGアニメーションで映画化した時点でズルいよ!

 

堀井雄二さんの生み出した世界観と、すぎやまこういちさんの作り出した名曲揃いの音楽たちに囲まれてリアルな世界で冒険ですよ?ドラクエファンなら確実に感動もんよ!

 

かーなり白熱してテンションがイオナズンして参りましたよー(笑)

映画の核心には触れない程度に以下、ネタバ注意!!!

世界観とBGM

 

スライムの弾力やゴーレムの硬さ、メラゾーマやベギラゴンの繊細な炎の描写。

まず戦闘シーンのクオリティは素晴らしい!流石は最新のCGアニメーションです!

 

ゲームではボス戦BGMの『不死身の敵に挑む』がかかる度に鳥肌がすごいのなんのって・・・ホント敏感肌!意味違うけど気にしないで?武士の情けよ?

 

この記事を含めたブログ作業時には、決まってゲームのサントラを聞いているうしぞうです!もちろんドラクエ多め!あとペルソナとか(笑)

 

戦闘曲で作業効率をバイキルトするにも、落ち着いたのどかなBGMで心をベホマズンするにもピッタリなので超絶オススメですよ(^^)

 

世の中にはケアルとかディアとかヒールとか回復魔法も色々あるけどやっぱりホイミですよね~ところでホイミの由来ってご存知ですか?

 

ホイッと身(ミ)を助ける

 

私が今考えたわけではなくガチです。

 

  • 炎がメラメラ→『メラ』
  • ギラッと光る→『ギラ』
  • 『ヒャド』は冷やっとするから

 

話が戻りまして超単純なネーミング!ていうかそもそもお父さんがパパス!

確かに『ハートレスサークル』とか言ってもパッと回復っぽく思えませんもんね。

 

単純なネーミングがまた、ドラクエに親しみやすさを感じる由縁なのかもしれません。

テイルズも好きよ?

 

自分がプレイしたことのあるゲームの世界で、キャラクターたちが自由に動き回り、壮大な音楽たちの助けもあって、映画自体が鑑賞者の『あの頃の感動』や『懐かしさ』にダイレクトアタックを仕掛けてきます。

 

これは本当に良い意味でズルい!

 

極端な話、映画がどんなに駄作でひどい仕上がりになっていたとしても、これだけで泣いちゃいます。(大丈夫。駄作なんかじゃなかったよ?)

ドラクエ5のファンとしては? 

 

公開前からのファンとしての懸念は『あのボリュームのある冒険譚を所詮二時間の映画にまとめられるのか?』というものでしたね。

 

好きだからこそ映画にしてほしくない気も・・・

 

結論から言ってしまえばそれは不可能です。

映画化にあたってはかなりの改変があり、省略されたストーリーも多々ありました。

 

  • リュカの少年時代はほぼダイジェスト気味に省略
  • 十年経ってもラインハットとサンタローズは平和っぽかった
  • 主人公の子供は男の子のアルスのみ

 

限られたたった二時間の中に、必要な情報や感動的なストーリーはできるだけ残しながら、いかにクオリティ高く仕上げてくれるかがファンとしての期待であり、不安でもありました。

 

私はあくまでドラクエ5をプレイ済みだったため、省略された物語を脳内で補完することができましたが、ドラクエ知識のない方には少し説明不足な仕上がりでした。

 

  • マスタードラゴンってそもそも何?すごいの?
  • 急に妖精とか出てこられてもポカーン

 

とドラクエ5や、深くは天空シリーズの知識が必要なため、ドラクエを知らないと分からない作りになっていたのは少し残念です。

 

軽いセリフ程度ででもマスタードラゴンの背景を説明しておいたり、リュカが子供時代に妖精と関わりがあったことを冒頭のゲーム画面でワンカットだけでも入れてたら分かりやすかったかな?

 

説明ばっかでも堅苦しいから難しいとこだな。

 

ただなんといっても今作随一の特徴はその衝撃的な結末。これがまたズルいのです。

言ってしまえば、この見出し内の文章が全て無意味になるほど根底が覆されます

 

私の場合は良い意味で裏切られて素直に感心してしまいましたし、自身と重ねすぎてしまう結末だったのでたまたま心に響いたのかもしれません。

 

悪い意味で裏切られたと思った方の『純粋に騙されたことへ対する怒り』も分かる気がします。

 

ゲームをする人しない人、ドラクエ5が好きな人そうでもない人、色々な人がこの作品を見たときにどのような気持ちになるのかは私も気になります。

 

賛否両論ある結末は是非ともご自身の目で見て頂きたいです・・・ので!

 

もしもいずれ今作を見ようと思っている方や、少しでも興味がある方はここから先は絶対に読まないことを推奨します!

 

ポイント

期待をしてはいけない!それが良い意味か悪い意味かは人による・・・?

核心的なネタバレ

 

今までになく厳重なネタバレ注意!

 

危険!警告!warning!

 

来ちゃったね?後半戦!

   

お帰り!現実世界へ!

 

『ユア・ストーリー』とは? 

 

『さぁゲームの時間は終わりですよ~!え?ドラクエ?世界を救う?何言ってるの?それはゲームの話でしょ!』

 

そう来るか

 

今までのお話は全て、バーチャル世界でゲームを楽しむためにリュカを演じていた一人の青年の物語でした。

 

ゲームの終盤、クライマックスで大魔王ミルドラースを封じることに成功したと思いきや、世界が停止します。

 

大魔王ミルドラースのプログラムに成り代わった、コンピューターウィルスによる仕業でした。

 

最初ミルドラース痩せた?って思った(笑)

 

つまりこの映画は、全てがプログラミングされていたゲームの世界で、リュカに成り切ってドラクエ5を楽しんでいた現実世界の『あなたの物語』でした。

 

だから『ユア・ストーリー』・・・

 

全てが設定です。

 

リュカの子供時代がスキップされたのも、フローラを好きになったのも、妖精を守る不自然なロボットたちも、全てがプレイヤーである青年があらかじめ選んだ設定でした。

 

映画の都合で二時間に収まるようにストーリーが改変されたのではなく、元々改変されたストーリーが二時間分展開される設定だったという、究極のメタ表現ですね。

 

これに驚きながらも素直に受け入れるか、純粋に怒るかが賛否の分かれ道かな・・・

 

  • そもそもタイトルに『ドラゴンクエストⅤ』とは一言も書かれていない
  • 公式の解説でもドラクエ5を『原案』としていて『原作』ではない
  • 公式サイトでミルドラースの姿は明かされていない
  • 他のキャラクターたちに比べるとやけに人間味のある言動のリュカ
  • 占い婆による精神世界や、プサンやマーサの『今回は』というメタ発言

 

人間らしさやメタ発言は、作品を見ている最中だと多少のギャグ要素として見過ごしてしまいがちです。でも世界観との違和感はあったはずです。

 

確かにドラクエ5としての物語を期待していたファンにとっては裏切られ、騙された気持ちも大きいと思います。

 

しかし決して屁理屈ではなく制作側は『ドラクエ5を完全映画化』とは一言も書いておらず、ファンの期待はただの先入観だったとも言えます。

 

だからズルいんだって・・・

フローラの真意

バグ

そのうえで個人的に一番不可解なのはフローラの行動でした。占い婆に変身してまで、自分と結婚が決まっていたリュカの本心をわざわざ思い出させ、自らは身を引きます。

 

フローラの好感度がMAXを超えて次ドラクエ5やるときは絶対お前と結婚するわとか思ったのはどうでもいいとして(笑)

 

この映画の真意を考えると少々疑問です。だって所詮ゲームのキャラクターであるフローラが主人公を演じていた人間そのものに干渉してきたってことですよ?

 

フローラ自身が『人間』らしいのはなんで?

 

どういう理屈なんだろうと考えたとき、あの世界で説明をするのならもしかして『フローラ』というプログラムがバグっていたと考えるのが自然かもしれません。

 

コンピューターウィルスによってゲームの世界が崩壊しかけるのは終盤ですが、キャラクターのメタ発言と言い、実はかなり初期からウィルスによる攻撃は始まっていて物語の各所に異変をもたらしていたのでは?ということです。

 

ゲームのバグって必ずしも悪いものとは言えませんよね?

邪道ではありますがときにバグ技で攻略を優位に進めることもできます。

 

ウィルスの干渉によってたまたま心がバグったフローラは人間らしさを持ってしまい、リュカのことが好きだからこそ、本当のことに気付いてほしくてあのような行動をとったのかもしれません。

 

だからあんなにルドマンさんがキレたのかな?

 

そりゃ結婚するって言っといて破談にされたら親はぶちギレ必至でしょうが、元々のドラクエ5ではルドマンさんはリュカ自身を気に入ってくれて、ビアンカと結婚すると決めてもその結婚式を手配してくれるほど良い人なんです。

 

リュカがブオーンを倒してサラボナを救ったのは事実ですし、仮にも恩義がある相手に対してもう顔も見たくないと追い出すほどルドマンさん器小さいかなぁ?って。

 

もしかしてあの世界では元々フローラと結婚する設定だったので、ビアンカとの結婚式を挙げるというイベントが用意されていなかったのではないでしょうか?

 

  1. ルドマンさんは台本通りに動いていたけど、フローラのバグによるアドリブで予定が狂ってしまった
  2. 顔は見たくないと言ったけど、フローラと結婚する設定だった相手から天空のつるぎを返却されてしまっては物語が進まない
  3. リュカの背中を見て思い直し、天空のつるぎを改めて託したのは人情味を訴えるように見せながらも、単なる物語の軌道修正

 

だったのかもしれません。もちろん真相は分かりませんが、制作側がドラクエ5あんまりやってなかったっぽいんでただのガバ設定の可能性も大ですね(笑)

敵の正体と私の思い

 

結局この物語の全貌は、バーチャル世界で自分好みにカスタマイズしたドラクエ5を楽しむ青年プレイヤーの話でした。

 

それがクライマックスに何者かによるコンピューターウィルスで崩壊の危機に陥りますが、アンチウィルスのスラりんによって抑制されて何とか物語は終結します。

 

『何者か』が誰かは分かりません。そしてウィルスが放たれた理由も『天才の暇つぶし』、結局は何となくなんです。

 

  • ゲームなんて所詮は遊び
  • ゲーマーとかオタクってだけでちょっと・・・
  • いい大人はゲームなんかしない

 

そこに明確な理由はなく、はっきり言って単なるゲームへの『偏見』です。冒頭の話に戻りますが、私自身がゲームのインターネット通信で出会った人と結婚をしました

 

結婚を決めた話を周囲に漏らすと『え?ゲームで出会ったの?そんな人で大丈夫?(笑)』というリアクションも多かったです。

 

素直に心配してくれる人もいましたが、どこか出会い自体を見下している人もいました。 同級生や同僚、お見合いなどを経ての結婚の方が正しいのでしょうか?

 

つまり私は、まるで生き方を否定されているかのような内に秘めた思いを、今作のウィルスの言い分から自分と重ねすぎてしまい、心の底から感情移入してしまったんです。

 

だーからスラりんとリュカが私の思いを代弁してくれてホントスッキリしたんだよねぇ~!w

 

リュカにだって、リュカを演じる青年にだって、現実はもちろんゲームの中にだって全ての『人物』に『人生』は存在します!

 

それを好きに生きれば良いだけ!ゲームをしたいならすればいい!そこから何も得られない?なんでお前が決めるんだ?うるさい奴なんてマホトーン!最悪ザラ〇ーマ!!

 

コラ。

 

そしてこの映画ではリュカが明確に勇者となったことを評価したいです!

ドラクエ5では作品内での伝説の勇者はあくまで主人公の息子でした。

 

ドラクエ5の主人公は過酷な人生に追われ、最終的には家族円満を手に入れますが、歴代シリーズの主人公と比べると自身が勇者ではないので不遇されている面もあります。

 

『あの世界』主人公のリュカはコンピューターウィルスという大魔王を本来の勇者である息子を差し置いて倒し、世界を救った本当の勇者です。それでいいじゃん!

 

ドラクエ5を原案とした外伝『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』としてはこれ以上の結末などあり得ないかと思います。

 

『君を、生きろ』

 

映画のキャッチコピーが既に答えを示してくれていましたね!

それを再認識させてくれる素晴らしい出来栄えだったと思います(^^)

賛否両論の私的見解

勇者

この映画はどこに価値観を持つかで大きく評価の変わる作品だと思いました。

私なりの表現だと、ホットな気持ちで見るかクールな気持ちで見るか

 

確かにドラクエ5としてはダメかもしれない。

だから原作通りを熱く期待して見るとショックが大きいかもしれません。

 

期待を裏切られたという意見も、私は否定しません。

 

でもこの映画なりの内容と結末は、周囲からの偏見で心が冷えてしまっていた私には深く突き刺さり感動を誘うものでした!

 

とにかくズルい!でもそれが良い!これが結論です(^^)

 

まさかこんな内容だと思わなかったから一人で見ちゃったんだよな~・・・こんな内容だったから夫婦でもっかい見てこよ~っと(*´▽`*)

 

君を、生きろ!ありがとうございました!

 

うしごやよろしく!