うしごや ~さとり男子の考察牧場~

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【ネタバレあり】映画【犬鳴村】感想&考察!都市伝説の解釈としては素晴らしい名作!

 

犬鳴村

©2020「犬鳴村」製作委員会 All rights reserved.

 
こんばんは、猫派だけど犬も大好きうしぞうです!牛も好きです!

今回は2020年2月7日公開の映画『犬鳴村』の感想&考察です!

 

ん~公開前から話題作だった、都市伝説を元にしたジャパニーズホラー!!

 

  1. 元の都市伝説ってどんな感じ?
  2. 結構怖い??
  3. 後半はディープに考えてみたので観た人向け!

 

いってみましょー!

 

 

 

『犬鳴村』あらすじ

 

昔から霊が見えてしまう臨床心理士、森田奏の周囲で突如奇妙な出来事が起こり始める。

 

それらの共通点となるのは、日本最凶の心霊スポットと呼ばれる『犬鳴トンネル』だった。

 

奏は真相を突き止めるべく、犬鳴トンネルへと向かうが、その先には身の毛もよだつ驚きの真相が待ち受けていた・・・

 

犬鳴村伝説とは?

 

都市伝説の舞台&モデルとなっている犬鳴峠(いぬなきとうげ)は、福岡県宮若市と糟屋郡久山町との境を跨いで存在している場所です。

 

そして旧犬鳴トンネル近くに、日本国憲法が通用しないとされる恐ろしい集落『犬鳴村』があり、そこに立ち入ったものは生きては戻れない・・・という都市伝説。

 

  • 日本の行政記録や地図から完全に抹消されている。
  • 村の入り口に『この先日本国憲法は適用しません』という看板がある。
  • 江戸時代以前より激しい差別を受けてきたため、村人は外部との交流を一切拒み、自給自足の生活をしている。
  • 携帯電話は『圏外』となり、使用不能になる。また、近くのコンビニにある公衆電話は警察に通じない。

 

などなど、信じるか信じないかはあなた次第な情報が目白押しの有名なスポットでもあります!

 

都市伝説の解釈としては最高!

 

今作のジャンルはホラーなんですが、例えば『リング』とか『呪怨』みたいに、元々がホラー映画のシリーズってわけではありません。

 

あくまで謎の多い不気味な都市伝説を、ホラーの一種として映画作品に落とし込んだ感じです

 

だから色々な噂や逸話が存在する『犬鳴村』の解釈としては上手くまとまっていて、楽しむことができました(*´∀`*)

 

おすすめ度: 
ホラー度: 

 

まぁでもツッコミ所も多かったし、ホラーなのに色々ハッキリ分かり過ぎちゃったのがな・・・もうちょっと有耶無耶でもよかった感はあります。都市伝説なんだし(゜-゜)

 

ネタバレ注意!感想ダイジェスト

 

それではネタバレ全開で感想&ちょい考察してみたいと思います!ご注意を!

 

映像&CG、カメラワークについて

 

ジャパニーズホラーにありがちですよね。

序盤の画質が粗いホームビデオ風の映像は不気味さが際立って好き。

 

あともうカメラワークのイヤらしいことなんのって・・・良い意味でね?w

 

登場人物を周回するように映像が展開されると、画面の見切れたところとか不意に振り返った背景とか、一々「来るか?来るか!?」ってなって落ち着かないですww

 

でも肝心の幽霊さんがなぁ・・・団体さんの幽霊シーンはもろにCG使ってます!って感じにブレてて怖くなかったです(-_-;)

 

病院内の幽霊ラッシュとか、公衆電話水責め&周りから阿波踊り攻めは普通に笑いました。あと一仕事終えて帰ってく幽霊さんたちがちょっとシュールw

 

幽霊さんの怖さがピンキリ

 

団体さんの幽霊がちょっと笑っちゃった以外は、病院の子供のお母さん幽霊とかいつの間にか車内に同乗してる系幽霊さんたちは普通に怖かったです。

 

っていうか運転中に脅かすんじゃないよ!!

 

帰りの運転が怖くなるでしょwあんなに後ろにいたら気楽にバックミラーも見れないわwwフロントガラスにいきなりドンッは不意を突かれてビビりました。

 

ストーリーが親切設計

 

『色々ハッキリ分かり過ぎちゃった』と書きましたが、例えばストーリー中で

 

  • 父が疎む血筋とは?→母方の犬鳴村の血筋
  • 原因不明の溺死→ダムに沈められた村人の呪いだから
  • 託された赤ちゃんは?→お婆ちゃんでした

 

みたいに、観ていて疑問に思ったことは全部親切に教えてくれるんですよね。

いやもちろん全部分かったほうがスッキリはしますよ?

 

でも都市伝説が元ネタなうえに『よく分からない怖さ』っていうのもあるもんだから全部が全部把握できちゃったらなんか・・虚無感?のようなものが(-_-;)

 

血筋の話出る前に父が死んじゃう&お爺ちゃんももうこの世にいないとか、図書館とかで村の歴史を調べてたらダムに沈んだ史実を見つけたとか、託された赤ちゃんが急に消えちゃうとか・・・考え所を作ってほしかったです。

 

考察大好きな私には物足りず。

 

だって今の例3つともお爺ちゃんが真実を教えてくれちゃうんだもん!ww

 

人に聞いて答えが分かっちゃったらもう推理ものなんだよな・・・演出での怖さがもっと欲しかった(゜-゜)

 

考え所もあったよ!個人的考察ポイント

 

それでも観ていて疑問に思ったところはいくつかありました。

覚えている範囲で書いていきますw

 

なぜトンネルが封鎖されていないのか

 

昼の犬鳴トンネルの捜索に家族や警察たちと向かったシーンでお父さんが「なんでトンネルを完全に封鎖していないんだ!」と。確かに。

 

なんであんな微妙に人が一人通り抜けられるだけのスペースは空いたままになっていたんだろう?

 

トンネルが封鎖された段階で犬鳴村内の村人は全滅しているだろうし、彼らが物理的にトンネルの完全封鎖を防ぐことはできないんですよね。

 

だからちょっと抽象的な話になるんですけど、村の呪いが俗世と隔離されることを拒んだ・・・みたいな?

 

実際曾祖父さん(名前分かんね)が奏をお墓の横でずっと待っていたことから、犬鳴村の血を絶やさないようにする村人の執念は凄まじいものですよね。

 

その執念が、犬鳴村が完全に歴史から葬られないようにするための必死の抵抗のようなもので、それが形として具現化した比喩=トンネルが少し空いているってことなんじゃないかな?

 

かなりオカルト入ってんな。

 

犬が西向きゃ尾は東

 

犬が西向きゃ尾は東~犬が白けりゃ・・・おも、しろい

 

さてどういう意味でしょう?といってもそのまんまですよね。

要は『当たり前』のことです。

 

『尾も白い』と『面白い』を、『当然であることを笑う』意味として皮肉めいて歌っているんじゃないかな?

 

つまり・・・村を犠牲にダムを建設したってことは事業を行った人たちの生活は豊かになって笑顔が絶えないに対し、村の犠牲に蓋をされて無かったことにされている村人にとったらたまったもんじゃありません

 

世間体は自分たちに蓋をしたことを黙っておきながら、普通に生活している血筋の人間を皮肉の笑顔で呪っている歌に聞こえてきませんか?・・・なんてねw

 

本当に・・・俺たちの子?

 

曾祖父さんとマヤ(曾祖母)さんから託された赤ちゃん。

まぁマヤさんはギリギリまで拒否って人狼へと覚醒しましたが。

 

あの時気になったのが曾祖父さんがやたらと「俺たちの子を頼む!」と強調していたところ。素直に受け取れば全く問題ありません。でも私はひねくれてるんですwww

 

ホントのホントは・・・ホントに噂通り人間と犬の子供だったり?

 

だって村の凄惨な背景はよく分かったんですけど、赤ちゃん=お婆ちゃんが不思議な能力を持っていた説明にはなっていないんですよね(゜-゜)

 

人の死に目が分かったり、危険を察知したり、例えるならまさに動物のような鋭い感性・・・もしかしたら村人一丸の呪いが犬と交わって不思議な能力を授けたのかもしれません。

 

でもホントのホントのホントは曾祖父さんも、自分の子共ではないことを察していたから『俺たちの子』と強調したのかもしれませんね?

 

感想まとめ:歴史は繰り返される?

 

あとエンドロールのドローン映像とか主題歌も結構好きです!

通常上映しかなかったけど4DXとかで観てみたい作品でした(*´∀`*)

 

そして最終的には・・・アレですね。邦画のホラーはやっぱり安心させといて結局解決してないような締め方が大好きですよねww

 

病院の子供とお婆ちゃんの「あの人は怖くない、怖くない」って嘘やん。めっちゃ怖いやん

都市伝説or心霊スポット探索も程々に、って感じですね(-_-;)お兄さんとの約束だぞ!!

 

ありがとうございました!

 

うしごやよろしく!

 

犬鳴村〈小説版〉 (竹書房文庫)

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