うしごや ~さとり男子の考察牧場~

現実世界でのストレスを糧に、好き放題白黒ハッキリした映画レビューをしていきます(笑)感想&妄想寄りの考察(゜-゜)?他雑記!

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本当の【マイペース】とは?真面目は人は要注意?頑張り過ぎてはいけない理由!

マイペース

 

皆さんは日常生活や仕事においての行動は早いほうですか?遅いほうですか?

 

一般的には仕事が早いと重宝されますよね。仕事が遅いと努力が足りないと決めつけられ、さらなる頑張りを強要されてしまうことも。

 

そんな自分のペースを表す『マイペース』という言葉が存在します。

この言葉の本来の意味はご存知ですか?

 

今日もマイペースにいくぞ!

 

そうだね!ゆっくりいこう!

 

(急ぎたいんだけど…)

 

『マイ』ペースは人によって違うはずが、言葉のニュアンスとしては行動が『遅い』というイメージもあり、少し印象が悪い感じもしますよね?

 

言葉自体に罪はないのですが、他人に対しての使い方や解釈を間違えると、心を病んでしまう大きなきっかけになるので注意が必要です。

 

  1. 『マイペース』の本来の意味
  2. 真面目な人が頑張り過ぎてはいけない理由
  3. 本当のマイペースになるには?

 

などについて記していきたいと思います自分のペースにコンプレックスを感じていても、そのペースを崩してしまうと大変な結果に繋がってしまうかも知れません。

 

 

『マイペース』は人それぞれ違って当然

 

そもそもマイペースという言葉は、日本で作られた造語であり、外国には存在しない言葉です。

 

自分を意味する『my』(マイ)と、速度を意味する『pace』(ペース)を掛け合わせて作られました。

 

my(自分の)pace(速度)

 

このように元々のマイペースという言葉は、『遅い』という意味ではありません。

 

マイペースは『遅い』というニュアンスで使われることが多くとも、逆にせっかちで行動が早い人たちのことも立派なマイペースと呼べます。

 

あくまで自分の性格に合わせた方法や進度で物事をこなしているからですね。

作業効率やスピードは関係なく、自分に合ったペースのことをマイペースと呼びます。

 

なぜマイペースの意味が誤認されやすいかというと、自分のペースを崩さないタイプの人は、せっかちに動く人よりは気持ちに余裕もあるため、基本的に大らかであったり、おっとりとした面が多い場合があります。

 

そのような思い込みから『マイペース=遅い』のイメージが独り歩きしてしまったのかもしれませんね。

 

マイペースは悪いことなの?

 

本来の意味さえしっかりと把握していれば、『マイペース』とは悪い言葉でも性格でもないということは分かるはずです。

 

しかし世間での『マイペース』に対するマイナスイメージから逃れようと、無理に自分のペースを崩し、見失ってしまった人はどうなるのでしょうか?

 

頑張り過ぎて自分を追い込んでしまい、心を病んでしまう可能性が大きいです。

 

真面目な人は要注意!うつになりやすい人の特徴

 

真面目な人

 

  1. 真面目
  2. 責任感が強い
  3. 完璧主義

 

心を病みやすい人の特徴には、それぞれ上記のようなものがあります。

 

真面目で責任感が強く、完璧主義であるがために、自分の努力の成果が見受けられなかったときに心が折れてしまうのです。

 

  • 真面目に仕事をしているのに正当な評価が得られない
  • それでも責任感が強いので決して仕事は投げ出さない
  • さらに完璧主義なので環境に一点の不満でもあると疑心暗鬼になる

 

自分のペースを捨ててしまう

 

たとえ真面目に仕事をしていても、正当な評価が得られなければ、自分の努力が足りないと思ってしまい、無理をしてハイペースに仕事を進めていきます。

 

責任感が強いと背負うものが多くなり、必要以上の負担を抱えてしまいます。

自分の処理速度では間に合わせることができません。

 

完璧主義でありたいけれど他人のペースに巻き込まれてしまったり、完璧主義でありたいからこそ、無理をして他人のペースに合わせてしまうこともあると思います。

 

自分を追い込み過ぎちゃうんだね…

 

人間は誰しもがたった一人で生きているわけではないので、他人のペースに合わせなければいけないときもあります。

 

  • 仕事で周囲の期待に応えようとする
  • 家庭では大切な家族を守らなければいけない

 

しかしその想いが強過ぎると、いつの間にか『自分のペース』ではなく、『他人が自分に求めるペース』になろうとしてしまいます。

 

合わせて読みたい

 

頑張り過ぎてはいけない!マイペースに軌道修正

 

自分の器量以上に努力を発揮することを『頑張る』というと聞こえはいいですが、裏を返せばそれは無理をしていることになりますよね。

 

それは本当に必要な頑張りなのでしょうか?頑張り過ぎは体に毒です。

 

もちろん体力的にキツいですし、自分のペースを見失って心の中で迷ってしまうことが、うつ病などの精神疾患にも繋がってしまいます。

 

それを防ぐためには、まずは何よりも自分を大切にすることを優先し、自分の意志を尊重したマイペースを心掛ける必要があります。

 

他人の目を気にしてはいけない

 

周囲の目線

 

自分のペースを崩してしまう一番の原因は、他人の目や重圧に負けてしまっていることです。それは周囲からの自分への期待が大きいとも言い換えられます。

 

でも本当にそんなに期待されているのでしょうか?気にし過ぎです。

 

もしかしたらあなたは努力をしていますが、周囲があなたに甘え過ぎ、期待し過ぎと考えると少し気が楽になりませんか?

 

無理をして他人のエゴである期待に応える必要など全くありません。

 

心を病みやすい人は他人からの評価を気にしたり、恐れる面も多いため、プライドが高く、自尊心が強いともいえます。

 

決して傲慢なわけではありませんが、真面目で完璧主義であるが故に、他人の期待通りでいなければならないという責任を『勝手に』負ってしまいます。

 

もし周囲の状況を一切無視することができれば、他人のペースに巻き込まれず、自分を追い込む必要もなくなります。

 

他人に対して「自分はマイペースでいても大丈夫だ!」と思う強い意思が大切です。

 

もっと周囲に甘えていいんだぞ? 

 

注意!『マイペース』に甘えてはいけない

 

周囲からの期待に応え過ぎなくてもいいとは言いましたが、自分が自分の『マイペース』に期待し過ぎてもいけません。

 

つまり、自分の『マイペース』を理由に甘えてはいけません

 

  • 少し頑張ればできることをサボる
  • あからさまにダラダラと物事をこなす

 

このようなことをしてしまうと、周囲からは『マイペース』の悪評通りである

 

  • 行動が遅い
  • やる気がない

 

というイメージになってしまいます。

 

『マイペース』とは、あくまで自分のペースで物事を遂行する性格のことなので、それを言い訳にサボってしまっては元も子もありません。

 

まとめ:マイペースの意味を再認識!

 

真面目な人がうつ病

 

一度心を病んでしまうと立ち直ることは中々難しく、治療には何度も通院やカウンセリング、セラピーに通う必要があります。

 

ストレス社会においては、いつどんな重圧で心を病んでしまうか分かりません。

その予防のためには、まずは自分のペースを貫き通すという考え方も大切です。

 

人間の心は非常にデリケートです。自分はもちろんのこと、周囲に仕事熱心で頑張り過ぎている人がいたら少し休ませてあげると良いかもしれませんね!

 

ありがとうございました!