うしごや ~さとり男子の考察牧場~

接客業での人間関係に揉まれながら、うつ病の家族を反面教師に「上手に生きる術」と「うつにならない考え方」をお伝えしていきます!

人は何かを信じたい?【スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム】4DX3D版レビュー!

ファーフロムホーム

出典:https://eiga.com/movie/89601/gallery/10/

 

こんにちは!MCUファン、ライト層のうしぞうです!

 

今回は2019年7月現在、MCU最新作の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を見て参りましたので、感想&考察レビューです(^^)

 

ぶっちゃけMCUって何?

 

(マジか・・・)

 

MCUとは、「マーベル・シネマティック・ユニバース」の略称であり、「マーベル・コミック」を原作とした映画作品シリーズのことですね。

 

ごめんなさい!知らなかった(笑)

 

私は決して原作を知っている昔ながらのファンではなく、にわかファンです。

MCUの意味も映画の復習がてら初めて知ったので・・・(笑)

 

それでもスパイダーマンは有名ですし、誰でも名前は聞いたこともあると思います。

私なりにMCUを振り返りながら、ライト層の方にも伝わるようレビューしていきます!

 

 

あらすじ

 

スパイダーマンことピーター・パーカーは、大好きなMJや親友達と共に楽しみにしていたヨーロッパ旅行に出かける。

 

この旅でMJに自分の気持ちを打ち明けたいと願うピーターを待っていたのは、元S.H.I.E.L.D長官のニック・フューリーだった。

 

迫りくる新たなる脅威を察したニックは、異次元から来たというミステリオと共に既に戦う準備を始めていた。

 

突如としてヴェネチアに出現した巨大な人型の“水”。 

 

ヴェネチア以外でも、“火”や“土”の巨大な敵が現れ、ニックを中心とした攻防戦が続く中、ピーターは真のヒーローとなるべく、厳しい戦いに立ち向かい、挑む決意をする。

 

大まかな補足

 

今作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は、MCUでは前作にあたり、シリーズの集大成である「アベンジャーズ/エンドゲーム」後のストーリーです。

 

MCUシリーズを簡単に説明しますと、地球や宇宙を問わず、世界の様々な場所で活躍しているヒーローたちが、敵対している悪役(ヴィラン)と戦ったり、敵の引き起こす事件を超人的な力や特殊能力で解決していく内容です。

 

正義が悪と戦い、勝利を収めて世界を救うというTHE・王道ストーリーですよね!

そして作品ごとに、それぞれ違ったヒーローが主役となっています。

 

  • キャプテン・アメリカ
  • マイティ・ソー
  • ブラックパンサー

 

また、そのヒーローたちが人類を守るために集結したチームのことを「アベンジャーズ」と呼びます。

 

「アベンジャーズ」と銘打っている作品は、一人のヒーローでは解決できないほどの事件や脅威に見舞われたときに、彼らが集結して共闘していくストーリーです。

 

ポイント

「スパイダーマン」は一つの作品であり、アベンジャーズの派生作品でもある

 

うしぞう評価

 

ざっくりとMCUシリーズの説明をしたところで、そろそろ本題のスパイダーマンのレビューに移りたいと思います!

 

ストーリー展開は、ある程度読めていた部分もありましたが終始騙されていた感覚で、色々な意味で意表を突かれまくりな作品でした。

 

「騙される」というのは、何かを信じるからこそ得られる結果ですよね。

 

先の展開を「きっとこうなるだろう」と信じるたびに驚かされ、今作はMCU特有のド派手なアクションシーンのみならず、中々に考えさせられる内容でもありました。

 

作品評価: 
4DX評価: 

 

一つだけ難点を挙げるなら、ちょっと酔ってしまったことです・・・

 

敵がいわゆる「精神攻撃」を繰り出してくるので、映画の描写自体が3Dのように動きまくりです。

 

スパイダーマンはビルとビルを飛び交うような軽快なアクションが魅力なので、4DXには期待していましたが今回はちょっとキツかったかもしれません。

 

それではネタバレたっぷりの感想&考察です!ご注意ください!

 

5年後の世界

 

まず今作のネタバレに入る前に、必然的に前作のネタバレをされてしまいます(笑)

言っていいよね?言うよ?

 

前作の「エンドゲーム」にて、アベンジャーズリーダーのアイアンマンこと、トニー・スタークが死んでしまいました・・・

 

物語の流れとしては、アベンジャーズ3(インフィニティ・ウォー)で敵に全宇宙の生命を半分にまで減らされてしまいます。

 

そしてアベンジャーズ4(エンドゲーム)では、生き残ったヒーローたちの活躍により5年の時を経て、失われた命が復活します。

 

そのエンドゲームでの最終決戦の末、アイアンマンは命を落としてしまうのです。

 

 

世間の混乱

 

アベンジャーズのリーダーにして、全てのヒーローたちの頂点に立つ存在であるトニーを失った世界は混乱していました。

 

失われた生き物たちが復活したのは良いですが、その過程には5年もの溝があり、過ぎた年月の間に存在をなくされてしまった人たちもいたからです。

 

せっかく帰ってきたのに居場所がない・・・

 

もう戻らないと思っていた人は突然に帰ってくるし、戦いによって自分たちを悪から守ってくれるはずのヒーローのリーダーは死んでしまいました。

 

よほど心が強くないと耐え抜けません。こんな状況。

マスコミはスパイダーマンに「次のリーダーは誰か?」と問い詰めます。

 

人間はか弱い生き物なので信じる存在がなければ不安に押し負かされ、指導者の居なくなった世界で民衆たちは混乱してしまったのです。

 

今作のヴィラン

エレメンタルズ

今回の敵は火、水、風、土を模した四体のモンスター、エレメンタルズです。

 

エレメンタルズに世界を亡ぼされたという別次元のヒーロー、ミステリオと共闘して奴らを退ける・・・というストーリーを信じてしまいます。

 

メタ的な考察ですが、「敵か味方か」で現れた人物は敵っぽかったら味方で、味方っぽかったら敵ですよね(笑)

 

味方っぽかったミステリオは、案の定敵でした。

 

そしてエレメンタルズもミステリオが自身をヒーローに仕立て上げるために用意した偽物で、正体はドローンによるただの映像に兵器を組み込んだものでした。

 

そもそもスパイダーマン自体が戦闘に特化しておらず、人命救助に役立つような能力であるため、触れることのできない火や水が敵というのには違和感がありました。

 

真の敵は、アイアンマンの死に便乗して自分がヒーローたちのトップに躍り出ようと一芝居打ったミステリオ・・・と信じていたのですがまた騙されます(笑)

 

本当の本当の敵は・・・

 

トニーは自分の死後、自らの後任となるピーターに人工知能を搭載した眼鏡、イーディズを託しました。

 

何故まだ高校生であるピーターを後継者に選んだのかは本人亡き今、トニーの意図を汲み取る術はありません。

 

それだけ期待していたんだな。

 

ピーター自身はそれに不安を感じ、その時はまだ味方だと信じていたミステリオに、イーディスに指示を出せる権利ごと眼鏡を託してしまいます。

 

結果的にピーターに重圧を感じさせて、イーディスを奪うことまでがミステリオの一連の計画でした。

 

つまりピーターにとっては、本来は味方であったはずの指示一つで兵器を大量起動することのできるイーディスこそが最大の敵へとなってしまったのです。

 

そしてピーター自身の敵はアイアンマンとも言えます。

 

彼の代わりを求める世間からの重圧や彼にはなれないという葛藤、それらはまだ高校生のピーターにとっては荷が重く、まるでどんな存在よりも厄介な「プレッシャー」という名の敵のようでした。

 

観衆の「信じる」ものは?

 

ミステリオを倒しヒーローとしての自信も得たピーターですが、最期に意味深なセリフを聞かされます。

 

「人は見たものを信じる・・・」

 

そしてエンドロールの最中に敵の残党によって改ざんされた映像がニュースの報道で流されてしまいます。

 

その内容は、「スパイダーマンは異世界からきたヒーローのミステリオを退け、民衆を襲おうとしている」というものです。

 

さて、これを見た観衆は一体何を信じるのでしょうか。

 

例えば映画を見ている私たちは、一連の出来事を全て把握しているため、スパイダーマンの正義を信じることができます。

 

しかし作中の人々は、ニュースの報道というきっかけを経て、自分の判断で何を信じるのかを決めます。

 

  • スパイダーマンに助けられた経験がある人は彼を善と信じる
  • スパイダーマンに捕らえられた犯罪者は逆恨みで彼を悪と信じる
  • ただのゴシップ好きは信じるも信じないも関係なく、ただ話題にしたいだけ

 

何を信じるも何も信じないも、全ては一人ひとり、個人の自由なのです。

 

信じたものによって心の在り方は変わり、世界が平和になるか不幸になるかは決定するので非常に考えさせられるエンディングでした。

 

まとめ

研修旅行

そもそもニック・フューリーだと信じていた人は偽物だったり・・・(笑)

魅力的な小ネタも多く詰まった素晴らしい作品だったことは確かです。

 

映画としてはMCUファンならもちろん、シリーズを初めて見る方でも楽しめる内容でした!

 

MCU知識の少ない方はシリーズの気になる作品を先に鑑賞したり、調べればMCUの時系列等も予習できるので、それから見るとなお楽しめると思います(^^)

 

真実は自分の目で!ありがとうございました!

 

うしごやよろしく!